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冷え性と運動

こんにちは。Spx-proの佐々木です。

最近、前回よりもまたさらに冷え込んできて、雪の天気予報も増えてきました。

東京をはじめとした関東ではまだ、雪は降っていませんが、(私が記事を書いているとき)今後雪が降るのかわからないですね。

みなさんはどうお過ごしですか?

暖房とこたつを使ってぬくぬくと暖かい部屋にする人もいれば、電気代をできるだけかけまいと厚着をし、暖房とこたつを使わない人もいます。

ちなみに私は後者です。

暖房やこたつだとどうしても眠くなってしまうからです。

今回はそんな温度に関係していることです。

タイトルにもあったように冷え性についてです。

冷え性だという人はかなり多いイメージがあります。特に女性ですね。

女性は男性より、ホルモンバランスが崩れやすかったり、筋肉が少ないことが原因のようですね。

この冷え性を筋トレや運動を通して改善に近づけることができるのか。

冷え性の特徴も交えながら紹介していきます。

冷え性とは

まずはじめに冷え性について、どのような特徴があるのか紹介していきたいと思います。

冷え性の原因とは様々な要因が存在しますが、大きな原因として体内の熱が少ないことがあげられます。

その中でも冷え症と冷え性の二つの意味が存在しています。

この二つの違いは検査したときに異常があるかどうかです。

検査したとき、身体の異常が見られなかった場合冷え性と呼ばれます。
逆に検査したとき、身体の異常が見られ、治療が必要になる場合冷え症と呼ばれます。

2つの見分けるポイントは治療が必要か必要かじゃないかということです。
しかし、この治療が必要な冷え症も原因がわからない冷え性と大きな症状の違いがない場合があります。

そのため、見分けるのは難しいです。

冷え性の部位別特徴

冷え性は身体が冷えるといっても様々な部位が冷えるというものです。

大きな特徴4つ紹介していきます。
この4つに当てはまった場合は冷え性の可能性が高いです。

常に身体の体温が低い

これはどんなに服を着込んでも身体の体温が上がらず、身体全体が寒いと感じることを指します。

常に全身が寒いという場合には基礎代謝が低い可能性があります。
基礎代謝というのは1日に何もしないでも消費するエネルギーのことです。

このエネルギーを消費することによって、身体は熱を生み出すことができます。
しかし、消費するエネルギーが少ない場合や筋肉が少ない場合は基礎代謝が落ちてしまいます。

お腹が冷える

身体の末端(足や手)などにはあまり寒さを感じないが、お腹や身体の中心が寒いと感じてしまうケースです。

このお腹が冷えるというのは内臓が冷えるということにも繋がってきます。
そのため、服を着込んでいても寒く感じてしまう人や内臓(お腹の中)が冷えた感じがする場合はお腹の冷え性の可能性が高いです。

これはお腹周りの筋肉いわゆる体幹の筋肉が少ないことからお腹が冷えてしまうということが原因の一つになります。
体幹が弱いことによりお腹の温度が下がり、温度が下がったことによって内臓の機能も落ちるといった悪循環に陥る可能性もあります。

また、日常生活のストレスによって血流の流れが変化してしまい、内臓にうまく血液がいかない場合もこのようなお腹冷え性になる場合もあります。

足のみ冷える

上半身は暖かいはずなのに、足(下半身)が冷えることが多いという場合もあります。

下半身の筋肉の衰え、ふくらはぎの筋肉の衰えによって起こる場合が多いです。
この下半身とふくらはぎの筋肉は減少してしまうスピードが早いのが特徴です。

その他に同じ姿勢を維持することによって、筋肉が固まってしまって血液の流れが悪くなってしまい体温が上がらなくなってしまうという場合もあります。

そのため、歩く習慣がない人、長時間座って仕事していることが多い人などがなる場合があります。

手足全体が冷えてしまう

この手足全体が冷えてしまうという人が多いのではないでしょうか。

手や足の末端は血液が十分に届いていないことが特徴として上げられます。
寒い場所にいくとすぐ手足が冷えることが多い人、運動習慣がない人、瘦せ型の人が多いです。

手足の筋肉は動かす機会は多いはずですが、血液がうまく回っていないのが大きな原因の場合が多いです。

冷え性は筋トレで改善できる?

では最後に筋トレによって冷え性は改善できるのかという問題になります。

筋トレによって冷え性は改善できる可能性があります。
完全になくすことは難しいです。

冷え性に対して、筋トレの効果は主に2つにあります。
基礎代謝の向上と柔軟性の向上です。

筋トレにより、筋肉が増えることによって、日常生活をするのに消費するエネルギーが多くなるのです。
筋肉が増えることで体重も増えるので、動かすとき大きな力が必要になります。
また、筋肉を維持するのにもエネルギーを必要とするので、消費するカロリーが増えることになります。
基礎代謝が向上することによって体温が上がるのです。先ほども紹介したように栄養などをエネルギーに変換することで熱も一緒に作られます。
そのため、多くのエネルギーを作らなければいけない場合は熱の生産も増えてくるのです。

また、筋トレをすることにより普段使わない可動域で動作を行います。また、重さを加えているため通常よりも筋肉が伸びることになります。

柔軟性がよくなるということは筋肉が柔らかくなるということです。
筋肉が柔らかいことによって、血菅が詰まることがすくなくなるので、血のめぐりが効率よくなるのです。血液の温度は高いので柔軟性をあげることによって、血管の流れがよくなり温度が上がります。

この2つによって、体温をあげることができます。

まとめ

冷え性には様々な特徴があるということがわかりました。

運動をすることによって、冷え性を完全に治すことができなくても、緩和させることができます。

そのため、やらないよりは運動をやることは冷え性の対策になります。

特に筋トレは日常生活での代謝である基礎代謝をあげることができるので、おすすめの運動です。

ぜひやってみてください!

以上、佐々木でした!
参考テキスト:健康運動指導士養成テキスト
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